日本コンセプトの株主優待と配当金

日本コンセプト株式会社は、タンクコンテナを用いた化学品や食品材料などの液体物流サービスを提供する企業です。本稿執筆時点では東証2部上場(証券コード: 9386)ですが、2017年(平成29年)7月31日をもって東証一部に指定替えになります。
事業年度は毎年、1月1日から 12月31日まで。

2016年(平成28年)12月期の年間配当金額は 1株あたり 30円(中間配当 15円、期末配当 15円)。
2017年5月11日現在、2017年(平成29年)12月期の年間配当金額(会社予想)は 1株あたり 30円(中間配当 15円、期末配当 15円)です。

日本コンセプトの 2017年7月21日の株価(終値)は 1278円ですので、2017年12月期の配当利回り(予想)は約 2.347%(小数点第4位切り捨て)になります。

2017年7月21日の終値を基に計算すると、連結PER(会社予想)13.80倍、連結PBR(実績)2.34倍。

日本コンセプトは株主優待制度を実施しており、6月末現在の株主名簿に記録された 1単元(100株)以上の株式を保有の株主に対し、2000円相当の商品カタログから 1品を贈呈、さらに 12月末時点で、継続して同一の株主番号で 1年以上(基準日に連続3回)保有の株主に対し、1000円分のクオカードが贈呈されます。

以下、2017年(平成29年)12月期の年間配当金額(会社予想)と年間の株主優待品の価値を合わせた実質配当利回りを、2017年7月21日の株価(終値)を用いて算出してみます。

株主優待品(商品カタログ)の価値は、2割引きの 1600円とすると、配当金額(3000円)と株主優待品の価値を合わせた実質配当利回りは、約 3.599%(小数点第4位切り捨て)になります。

1年以上保有の場合に貰える 1000円分のクオカードの価値も合わせた場合、実質配当利回りは、約 4.382%(小数点第4位切り上げ)になります。

初年度の実質配当利回りは 4%に届きませんが、2年目以降は悪くない値です。

日本コンセプトは営業利益率が高く、筆者は投資対象の候補としています。

ただ、今後、株主優待が現行のまま維持される保証はないので、筆者は買わないかもしれません。