すかいらーくの株主優待券の価値

筆者にとっての「すかいらーく」の株主優待券の価値について考えてみました。

筆者は、外で遊ぶよりも自宅で静かに過ごすのが好きで、仕事や私用で外出することはあっても、あまり外食しません。

他所で働いているときに職場の社員食堂で食べることを別にすれば、筆者の外食の回数は年に 10回くらいだと思います。

一人もしくは妻と二人で長時間外出するときに最もよく利用するのはケンタッキーフライドチキン(KFC)で、多分、年に 3度くらい、チキンフィレサンドセットを注文します。

妻子と一緒に外食するときは、回転寿司が多いです。鎌倉パスタに行くこともあります。

ここ数年、マクドナルドとロッテリアは利用しておらず、モスバーガーは 20年くらい行っていません。

吉野家、すきや、松屋は、数年に一度という感じ。

2017年9月12日(火)現在、筆者は外食産業では「すかいらーく」の株を 100株だけ保有しています。
すかいらーくは 12月決算で、6月末と 12月末が優待の権利確定日。
同社のサイト内の記述によると、株主優待券は、6月末日の株主名簿に記載された株主へは 9月中旬に発送、12月末日の株主名簿に記載された株主へは 3月中旬に発送、とのことです。

筆者は今年(2017年)の 4月に同社の株を買っているので、そろそろ、3000円分の株主優待券が送られてくるはずです。

すかいらーくの株主優待券は、1枚あたり税込価格から 500円の値引きに使えます。

額面相当の価値があるとするのが素直な考え方で、実際、株主優待の利回りを算出する場合、株主優待券の額面ベースで計算するのが一般的です。

ただ、ファーストフードの店やファミレスで提供される食べ物の価値について考えると、人によって株主優待券の価値は異なるはずです。
料理するのが趣味の人の中には、すかいらーくの株主優待券に額面未満の価値しか認めない人もいるかもしれません。

筆者は、ガストなど、すかいらーく系の店を利用したことがありませんが、ガストのサイトに掲載されたメニューの内容を見る限りでは、値段相応と感じました。
つまり、現時点では、株主優待券に額面の価値ありと判断している、ということです。

筆者は味にうるさくないので、すかいらーく系の店で実際に食事してみても、多分、考えは変わらないでしょう。

株主優待の確定申告

株式の売買による利益は譲渡所得で、課税対象です。
株の配当金は配当所得で、やはり課税対象です。

では、株主優待はどうかというと、非課税(課税対象外)ではなく、雑所得となります。

確定申告が必要になる条件を、以下に書いておきます。

  • 1ヶ所から年間 2000万円(額面)以下の給与所得があり、給与所得と退職所得以外の所得の合計が 20万円を超える場合。
  • 複数ヶ所から給与所得を得ていて、「年末調整されなかった給与の収入金額」と、給与所得と退職所得以外の所得の合計が 20万円を超える場合。
  • 年間の給与(額面)が 2000万円を超える場合。
  • 給与所得がなくて、所得額が基礎控除の 38万円より大きい場合。

ただ、確定申告で得た利益を申告しようとすると、株主優待品の評価額をどのように算定するかが問題となります。

商品券の場合、額面分の価値があるとして処理するのが無難でしょう。

値引き券の場合、販促品と考えられるので、申告の必要はないと考えられます。
でも、値引き券を売却すれば雑所得になります。

株主優待として日用品等の品物を受け取った場合、評価額を決めるのは悩ましいところです。

本稿執筆時点では、現実には株主優待で得た利益を申告していない人がいて、実態として非課税所得のようになっている場合が少なからずあるようです。

でも、今後、「株主優待内容を補足されて、申告しなければならない時代」がくる可能性はあります。

ジェフグルメカードをもらえる株主優待銘柄

ジェフグルメカードは、日本全国の約35000店舗で使える全国共通お食事券で、お釣りが出るのが特長。
500円台の食事代をジェフグルメカード 2枚で支払うと、400円余りのお釣りを受け取れます。

吉野家の株主優待券(300円券)と併用して釣り銭を受け取ることも出来ます。
ただ、ケンタッキーフライドチキン(KFC)では、株主優待券とジェフグルメカードの併用は出来ません。

なお、Tポイント加盟の飲食店(ガスト等)で飲食代をジェフグルメカードで支払う場合、Tポイントカードを提示すれば Tポイントを貰えます。

ジェフグルメカードを入手するには、金券ショップで買うか、クラブオフなどでクレジットカード払いで買うのが一般的ですが、株主優待で入手する方法もあります。

2017年7月23日現在、株主優待でジェフグルメカードを貰える銘柄について、以下に簡単にまとめてみました。
なお、株価は 2017年7月21日の終値で、配当金の額は次期の 1株あたり配当金の会社予想値です。

優待情報 1単元の株数 株価 配当金
3252
日本商業開発

権利確定日: 3月末日、9月末日

保有株数 300株以上 700株未満: 3000円分(年間6000円分)
保有株数 700株以上: 6000円分(年間1万2000円分)

100 1,698 55円
3153
八洲電機

権利確定日: 9月末日

保有株数 100株以上 200株未満: 500円分
保有株数 200株以上: 3000円分

100 964 16円
6823
リオン

権利確定日: 3月末日

保有株数 100株以上 500株未満: 500円分
保有株数 500株以上 1000株未満: 1500円分
保有株数 1000株以上 5000株未満: 3000円分
保有株数 5000株以上 1万株未満: 5000円分
保有株数 1万株以上: 1万円分

100 1,767 30円
9369
キユーソー流通システム

権利確定日: 11月末日

保有株数 100株以上 500株未満: 1000円分
保有株数 500株以上 1000株未満: 3000円分
保有株数 1000株以上: 5000円分

100 2,772 40円
5982
マルゼン

権利確定日: 2月末日、8月末日

保有株数 1000株以上 1万株未満: 3000円分(年間 6000円分)
保有株数 1万株以上: 5000円分(年間 1万円分)

1,000 1,621 22円
4465
ニイタカ

権利確定日: 5月末日

保有株数 100株以上 1000株未満: 500円分
保有株数 1000株以上: 日本旅行ギフト旅行券 5000円分

100 1,775 24円
3392
デリカフーズ

権利確定日: 9月末日

保有株数 100株以上 500株未満: 1500円分
保有株数 500株以上 1000株未満: 3000円分
保有株数 1000株以上: 6000円分

100 1,665 16円
6086
シンプロメンテ

権利確定日: 2月末日

注:下記優待は前回実績
保有株数 100株以上 300株未満: 1000円分
保有株数 300株以上: 3000円分

100 4,680 35円
3326
ランシステム

権利確定日: 6月末日

保有株数 100株以上 300株未満: 1000円分
保有株数 300株以上 500株未満: 2000円分
保有株数 500株以上: 3000円分

100 896 0円

上記の銘柄の中では、日本商業開発だけが、配当利回りと優待利回りを合わせた実質配当利回りが 4%以上でした(2017年7月21日の終値を使用)。
購入を検討する価値ありの銘柄と思います。

他の銘柄は、本稿執筆時点の株価では優待目的で買うには高すぎます。
でも、銘柄によっては売買差益狙いで買うのもありでしょう。

カタログギフトの価値

株主優待としてカタログギフトを贈呈する企業は少なくありません。

株主優待をテーマとする多くのブログで、様々なカタログギフトの優待が紹介されていて、大抵、「××円相当のカタログギフト」のような記述があります。
株主優待を実施する企業のサイトに「××円相当のカタログギフト」のような記述がある場合も珍しくありません。

××円相当と記述されたカタログギフトに掲載された交換品の価値が本当に××円相当かといえば、なんとも言えません。

交換品として、××円分の金券(JCBギフトカードやクオカード等、汎用性の高いもの)が掲載されているなら、問題はありません。

でも、そうでない場合、カタログギフトの価値を少し割り引いて考えるのが無難です。

割引の程度について、どの程度が適切かは分かりませんが、とりあえず、本サイトでは当面、交換品として汎用性の高い金券が掲載されていることが明らかでない場合、カタログギフトの価値を 2割引きで評価しておくことにします。

株主優待の優先順位 2017/7/11

2017年7月11日(火)現在での、筆者にとっての株主優待の優先順位について、簡単に書いておきます。

筆者の家庭では主にイオンとマックスバリュで食料品を購入しているため、イオン系のスーパーでの買い物で利用できる株主優待の優先度が高くなります。

イオンの株主優待で貰えるイオンオーナーズカード(株主優待カード)の利用によるキャッシュバックが第1位です。

第2位は、イオン系のスーパーの株主優待で貰える株主優待券。
マックスバリュ東海など、大部分のイオン系スーパーの株主優待券は日本全国のイオンやマックスバリュ等で値引きに利用できます。
ただし、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスの株主優待券は、利用できるのがマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東の店舗に限られていて、筆者にとっては魅力薄です。

JCBなどのクレジットカード系のギフト券は、利用できる範囲が広く、筆者としては第3位です。

第4位はクオカード、第5位は図書カード、第6位はジェフグルメカード。
いずれも汎用性の点でクレジットカード系のギフト券にかないません。

特定店舗で利用できる株主優待券の中では、すかいらーくの株主優待券が使いやすく、ここでは第7位とします。

筆者が既に保有している銘柄では、最後にヤマダ電機。ここの優待券が第8位となります。

本稿執筆時点では第9位以下はありません。
今後の情報収集と検討によって、順位は変わっていくはずです。

株主優待の種類

株主優待で提供されるサービスには、様々なものがあります。

汎用的な金券、電子マネー、特定の店での食事や買い物の代金に充当できる株主優待券、食事等の代金の値引き等に利用できる株主カード、自社製品などの物品もあります。

以下に、代表的な株主優待品の種類を挙げておきます。

  • ギフトカード(JCB/VISA)
  • クオカード
  • 図書カード
  • 電子マネー
  • 株主優待券
  • 株主カード
  • カタログギフト
  • 飲料
  • 菓子
  • 果物
  • その他の食料品
  • 日用品

どのような株主優待品を高く評価するかは人それぞれですが、一般的には金券・株主優待券・電子マネーあたりが利用しやすいといえます。
筆者の場合、イオン系のスーパーで食品や日用品を買うことが多いので、イオンオーナーズカード(株主優待カード)やイオン系のスーパーの株主優待券に価値を感じます。

価値の高い株主優待

一般的に価値の高い株主優待は、どのようなものか。

最も価値が高いのは、汎用的に利用できる金券。
よく行く店で利用可能な値引き券やポイントも、かなり利用価値があります。

これら以外では食品関係の人気が高いですが、トイレットペーパー等の日用品も有力です。

なお、筆者の家庭ではイオンやマックスバリュをよく利用するので、イオンの株主優待(キャッシュバック)の利用価値は高いです。
また、筆者はマックスバリュ東海の株を 100株だけ保有しており、株主優待で毎年、お買い物券を受け取っています。

他のイオン系の上場企業の多くでも株主優待の制度を導入しており、株価によっては株主優待のお買い物券を貰う目的で株を買いたいと思っています。