金融危機10年周期説

相場の分野で近年、「金融危機10年周期説」がアノマリーとなっています。

アノマリー(anomaly)とは、法則や理論で説明できない事象のことを言い、相場の分野では、理論的根拠は分からないけれども当たる可能性が高いかもしれないと言われる経験則のことをいいます。

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1980年以降、1987年にブラックマンデーが、1997年にアジア通貨危機が、2007年にサブプライムローン問題が発生していることを思うと、2017年に世界的な金融危機が起こるかもしれないと懸念する気持ちは理解できます。

実際、2017年8月現在、NYダウは歴史的な高値圏にありますが、米国のトランプ政権の運営状況は順調とはいえませんし、ヨーロッパでのテロ発生懸念や北朝鮮情勢の深刻化懸念など、金融危機の引き金となる出来事が近いうちに発生する可能性があることは否定できません。

筆者は、恐慌は起こってほしくないと思ってますし、暴落待望論者でもありませんが、数年以内に世界各国の株価が急落・低迷する局面に陥る可能性は高いと考えています。

ただ、危機が数年以内に発生するのなら、日本で少子高齢化の影響がまだ深刻化していないのが救いです。

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