株式会社吉野家ホールディングスは、牛丼を主力商品とする外食チェーン「吉野家」などを傘下に持つ持株会社で、株式は東証1部上場(証券コード: 9861)。
事業年度は毎年、3月1日から翌年2月末日まで。
吉野家ホールディングスは株主優待制度を実施しており、毎年 2月末日現在もしくは 8月末日現在の株主名簿に記録された 1単元(100株)以上の株式を保有の株主に対し、保有株数に応じて株主優待品が贈呈されます。
優待内容は300円サービス券で、日本国内の株式会社吉野家、株式会社はなまる、株式会社アークミール、株式会社京樽、株式会社グリーンズ プラネットの店舗(一部の店舗では利用不可)で利用できます。
100株以上 1000株未満: 10枚
1000株以上 2000株未満: 20枚
2000株以上: 40枚
2017年(平成29年)2月期の年間配当金額は 1株あたり 20円(中間配当 10円、期末配当 10円)です。
2017年4月11日現在、2018年(平成30年)2月期の年間配当金額(会社予想)は 1株あたり 20円(中間配当 10円、期末配当 10円)です。
吉野家ホールディングスの 2017年6月19日の株価(終値)は 1886円で、この日の取引終了時点での 2018年2月期の配当利回り(予想)は約 1.06%(小数点第3位切り捨て)になります。
2017年6月19日の終値を基に計算すると、連結PER(会社予想)58.92倍、連結PBR(実績)2.18倍。
保有株数が 100株の場合、年間の株主優待品の価値(6000円)を含めた実質配当利回りは、約 4.242%(小数点第4位切り上げ)になります。
本稿を執筆している 2017年6月20日、吉野家ホールディングスの株価は年初来高値を更新しています。
今後も高値更新するかどうかは分かりませんが、株主優待品の 300円サービス券の価値を考慮すると、この水準なら買ってもよいと考えています。
ただ、筆者の日常的な生活圏内に吉野家の店舗がないので、筆者としては値上がりが続く状況で買う気はしません。
今年(2017年)は買わずに終わるかもしれません。